エンジン再始動とその後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 03:56 UTC 版)
「KLMオランダ航空867便エンジン停止事故」の記事における「エンジン再始動とその後」の解説
14,000フィート(4,267メートル)以上降下した後、乗組員はついにエンジンの再起動に成功し、安全に飛行機を着陸させることができた。この事故では、火山灰が機体に8,000万ドル以上の損害を引き起こし、4基のエンジンすべてを交換する必要があったが、死傷者は出なかった。同機に搭載されていたアフリカの鳥類25羽、ジェネット(英語版)2匹、カメ25匹の貨物はアンカレッジ国際空港の倉庫に送られ、そこで誤ったラベルが貼られた貨物が発見される前に鳥8羽とカメ3匹が死亡した。 当初はKLMアジアの塗装だったが、2012年に保守点検した後、KLMのカラーリングに塗り替えられた同機(PH-BFC)は、2018年3月14日に退役するまでKLMオランダ航空で使用され続けた。867便は2016年現在、アムステルダム発大阪(関西国際空港)行きの便名になっている。
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