エルロード国の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:48 UTC 版)
「この素晴らしい世界に祝福を!」の記事における「エルロード国の関係者」の解説
レヴィ エルロード国の第三王子で、アイリスの許嫁。そばかすのある赤毛の少年で、歳はアイリスと近いが、背はカズマと大差ない。 気位が高く、一族の例にもれずギャンブル好きで負けず嫌いな性格。未熟だが政治的な強かさも持ち合わせている。 当初は交渉もあってアイリスを「野蛮な一族」と見下し突き放していたが、実は国の大事のために自身を偽っていただけだった。後に和解するも、婚約に関してはなかったことになった。 カズマのことをベルゼルグの王子と信じ込んでいた。 ラグクラフト エルロード国の宰相。未熟なレヴィ王子に代わって政治の切り盛りをしている。働き者でやり手のため、王族を始め家臣や国民からの信頼も厚い。 しかし、その正体は魔王軍諜報部隊長のドッペルゲンガー(姿を自在に変えられるモンスター)であり、人間に化けたスパイ。30年以上前に内政官として城へ潜入したが、根が真面目なため国の内情に呆れ、財政難を立て直すなど必要以上に仕事を頑張り、そのうち当初の目的も忘れてひたすら国のために働き、それなりに苦労をしたという。 魔王軍に対する穏健派を装い、国の使者として直に魔王と相互不可侵の約束を交わし、王子に進言してベルゼルグ国への支援を打ち切らせようとしたが、アイリスに心打たれたレヴィ王子の決断により計画は失敗、窮余の策と腹いせにカズマとダクネスをとらえ、カズマに化けてアイリスに夜襲を仕掛けるも正体を見抜かれ、なんとかカリバーの一撃により返り討ちにされてしまった。
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