エルサレム【エルサレム】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9074号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | エルサレム よみ:エルサレム | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 6月 27日 | |
品種登録者の名称 | ハイブリダ有限会社 | |
品種登録者の住所 | イタリア共和国 18038 サンレモ(IM) ストラダ ヴィレッタ 19 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | サピア フラビオ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は濃紅の地色に淡紫ピンク色の覆輪が入る平咲で、小輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の鉢物及び花壇向きの品種である。草姿は開張、開花時草丈はやや低、節数は少である。茎の長径は細、硬さは中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数はかなり少、側枝の着生位置は全体、節間長はやや短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は針形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長は短、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は少である。つぼみの形は楕円形、大きさは小、花の重ねは半八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径は小、表面の地色は濃紅(JHS カラーチャート0108)、複色模様色及び裏面の花色は淡紫ピンク(同9202)、色彩模様は覆輪、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはかなり浅、数は極少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は少、ほう葉の形はⅡ型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。「モンドリアン」と比較して、複色模様色が淡紫ピンクであること、色彩模様が覆輪のみであること等で、「カリフォルニア シュガーパープル」と比較して、花の表面の地色が濃紅で複色模様色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1993年に育成者のほ場(イタリア共和国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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