エノビコマチ シラユキヒメ【エノビコマチ シラユキヒメ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8797号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | エノビコマチ シラユキヒメ よみ:エノビコマチ シラユキヒメ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 14日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社沖縄蘭研 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県具志川市栄野比1212番地の3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 唐澤耕司 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「エノビコマチ」の選抜系どうしを交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが緑白色、リップは緑白の地色に淡黄緑のぼかしが入る小型種である。草型の大きさは小、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は線形、横断面の形は扁円形、高さは5~10㎝、長径は6~10mmである。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等凹形、横断面の形はⅠ型(ほぼ平)、長さは61~90mm、幅は11~20mm、表面の色は緑、葉数は4~6枚である。優先着花部位はⅠ型、花序は総状、1花茎の花数は3~5、太さは1.1~2.0mm、長さは81~150㎜である。花の咲き方は反転・平咲き、横径及び縦径は21~40mm、ドーサル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、反転の方向は外反転、ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は微突形、反転の方向は外反転、ペタル正面の形は広卵形、先端の形は微突形、反転の方向は外反転である。リップ正面形の複雑性は単純型、単純型の正面の形はⅠ型、先端の形はⅢ型である。花色はセパル及びペタルは緑白(JHS カラーチャート3501)の単色、リップは地色が緑白(同3501)で淡黄緑(同3303)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は秋である。「エノビコマチ ランケン」及び「ラグナプリンセス」と比較して、セパル及びペタルの色が緑白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に出願者の温室(沖縄県具志川市)において、「エノビコマチ」の選抜系どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「エノビ コマチ シラユキヒメ」であった。 |
- エノビコマチ シラユキヒメのページへのリンク