エド・ルシェとは? わかりやすく解説

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エド・ルシェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 03:15 UTC 版)

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エド・ルシェエドワード・ルシェEdward Ruscha, 1937年12月16日 - )は、アメリカ合衆国の画家、現代美術のアーティスト。1960年代より、主に言葉と広告媒体のイメージを用い、コンセプチュアル・アートとしての特徴を持った絵画、写真、版画、映画などの製作を行っている。本人はそのように見られることを嫌っているが、缶詰のラベルなど、広告媒体のイメージを利用するため、ポップアートのアーティストとみなされることも多い。

生涯と作品

  • 1937年、12月16日、ネブラスカ州オマハに生まれる。
  • 1941年オクラホマ州オクラホマシティに移住、同地にて幼少期を過ごす。
  • 1956年ロサンゼルスに移住。この年から1960年まで、ロサンゼルスのシュイナード美術大学(the Chouinard Art Institute)でアートを学ぶ。当初は商業美術の道を歩むつもりでいたようである。この時期にジャスパー・ジョーンズの絵画から影響を受けたといわれる。
  • 1960年代の前半には、西海岸のポップアートのアート運動のなかで、絵画、コラージュ、版画での活動が知られる存在となる。
  • 1962年、白黒写真によるアーティストの本、『26のガソリンスタンド』("TwentySix Gasoline Stations")を自費出版。以後1978年までに18冊のアーティストの本を出版。
  • 1963年、ロサンゼルスのFerus Galleryで初個展。
  • 1964年、白黒写真によるアーティストの本、『いろいろな小さい火』("Various Small Fires")を自費出版。
  • 1966年、白黒写真によるアーティストの本、『サンセット大通りのすべての建物』("Every Building on The Sunset Strip")を自費出版。
  • 1968年、カラー写真によるアーティストの本、『9つの水泳プール』(Nine Swimming Pools)を自費出版。
  • 1982年ホイットニー美術館などで回顧展。
  • 1989年ポンピドゥーセンターなどで回顧展。
  • 1999年、ミネアポリスのウォーカーアートセンターなどで大規模な回顧展(The Complete Editions 1959-1999)。

代表作

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