エクセル・アムールルック【エクセル アムールルック】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6535号 |
登録年月日 | 1998年 7月 2日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | エクセル・アムールルック よみ:エクセル アムールルック | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 青木保樹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「エクセル・アムール」の変異株を選抜して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に鮮紫ピンクの条線が入り,リップが扁円形で黄白の地色に赤紫の斑点が覆輪状に入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形,先端の形は鋭先形,頂点の角度は30~45度,先端の角度は30~60度,葉の長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,葉色は緑,葉数は10~12枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝,色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径及び縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,横径は30~40㎜,縦径は40~50㎜,ラテラル・セパルの正面の形は倒広卵形,先端の形は不等微突形,横径は30~40㎜,縦径は40~50㎜,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等微突形,横径は30~40㎜,縦径は50~60㎜である。リップの正面の形は扁円形,先端の形は切形,周縁の反転は無,波打ちは中である。全体的な花色は桃系,花色はセパル,ペタルともに淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)の地色に鮮紫ピンク(同9504)の条線が入る,リップは黄白(同2901)の地色に赤紫(同9508)の斑点が覆輪状に入る。花の香りは無,開花期は初冬である。 「エクセル・アムール」と比較して,セパル及びペタルの横径が幅広いこと,リップ正面の形が偏円形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に育成者の温室(長野県松本市)において,開花した「エクセル・アムール」の変異株を選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成2年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「エクセル・アムールスーパー」であった。 |
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