エクストラコールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:08 UTC 版)
「アサヒスーパードライ」の記事における「エクストラコールド」の解説
エクストラコールドとはビールの提供方法・飲み方のひとつで、通常の樽生ビールの提供温度である4〜8度程度に比べてさらに低い温度に設定した、「摂氏マイナス2度〜2度で提供する樽生ビール」とアサヒでは定義している。これは1998年にイギリスで若者のビール離れに対する対応策や新たな顧客獲得を目指して、ビールを摂氏2度で提供してスムースさをアピールした。それ以降、ヨーロッパで導入が進んで普及し、現在では一般的な提供方法のひとつとなっており、他の地域ではアジアでも普及してきている。 この提供方法をスーパードライでも新しい飲み方として提案し、安定して低温ポイントに設定可能な専用ディスペンサーを新開発して、「スーパードライ エクストラコールド」として2009年9月より一部で展開を始め、2010年3月より本格展開を開始した。専用ディスペンサーが設置された飲食店にて提供可能で、アンテナショップの「エクストラコールドBAR」も期間限定で開設している。「氷点下のスーパードライ」として、スーパードライを0度からマイナス2度と凍結寸前まで冷却して提供しており、通常のビールに比べ「苦みが感じにくくなり、ビール離れが進む若者・ビールが苦手な人・女性層に支持されている」傾向がある。取り扱う飲食店も年々増加し、若い世代や女性など新たな顧客層の拡大に結びついている。
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