インデックスファイル
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インデックスファイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 07:37 UTC 版)
「索引 (データベース)」の記事における「インデックスファイル」の解説
インデックスファイルは、特定のキーから任意のレコードにランダムアクセスできるインデックスを格納するコンピュータのファイルのこと。 キーは、レコードを一意に識別できる必要がある。複数のインデックスが存在する場合、他のインデックスは代替インデックスと呼ばれる。インデックスはシステムが作成したファイルに格納され、維持される。 IBMは、OS/360以降でインデックス付き順次アクセス方式 (ISAM)でインデックスファイルを使っている。IBM仮想ストレージオペレーティングシステムは、より多くのオプションを備えたキーシーケンスデータセット(KSDS)としてインデックスファイルを使うVSAMをサポートした。 OpenVMSなどのDECのオペレーティングシステムは、レコード管理サービス (RMS) でインデックスファイルの読み書きをサポートする。 インデックスファイルは、COBOL言語やPL/Iにでも利用される。 C言語などのI/O機能が制限されている他の言語は、C-ISAMなどのランタイムライブラリのアドオンパッケージでインデックスファイルを使う。 COBOL言語は、FILE CONTROLセクションの 次のコマンドでインデックスファイルをサポートする。 ORGANIZATION IS INDEXED IBM PL/Iは、ファイル属性のENVIRONMENT(INDEXED)かENVIRONMENT(VSAM)で、インデックスファイルを宣言する。 最近のシステムでは、インデックスファイルの代わりにリレーショナルデータベースがよく使用される。
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