イエカミキリとは? わかりやすく解説

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イエカミキリ

カミキリムシ類 Cerambycidae

イエカミキリ

主な種類
イエカミキリ Stromatium longicorne (Newman)
スギカミキリ Semanotus japonicus (Lacordaire)
ヒメスギカミキリ Palaeocallidium rufipenne (Motschulsky)
タケトラカミキリ Chlorophorus annularis (Fabricius)
ベニカミキリ Purpuricenus temminckii (Guerin-Meneville)
ルリボシカミキリ Rosalia batesi Harold
クロトラカミキリ Chlorophorus diadema (Motschulsky)
ワモンサビカミキリ Pterolophia annulata (Chevrolat) ほか
 
形態
 イエカミキリは体長15~22mm、赤褐色黒褐色で、灰白色の微毛で覆われている。
 スギカミキリ体長10~27mm、黒褐色黄褐色の紋がある。
 ヒメスギカミキリ体長6~13mm、赤褐色でやや光沢がある。
 タケトラカミキリ体長9~15mm黄褐色に黒紋がある。
 ベニカミキリムシは体長13~17mm、紅色胸部に黒紋がある。
 ルリボシカミキリムシは体長16~30mm、瑠璃色に黒紋がある。
 クロトラカミキリ体長8~16mm灰色に黒紋がある。
 ワモンサビカミキリ体長11~14mm、褐色で上翅中央付近淡く上下濃淡模様がある。
分布
 イエカミキリは沖縄小笠原分布
 スギカミキリ本州以南分布
 ヒメスギカミキリ日本全土分布
 タケトラカミキリ本州以南分布
 ベニカミキリムシ、ルリボシカミキリムシ、クロトラカミキリ日本全土分布
 ワモンサビカミキリ本州以南分布
被害
 スギカミキリヒメスギカミキリ、スギノアカネトラキマキリはスギヒノキの材から、タケトラカミキリベニカミキリ竹の内装材などから、クロトラカミキリ各種建材木工品などから発生する
生態
 イエカミキリはその名のように古くから家屋害虫として知られ羽化までの約4年間に木材食害する
 竹材に穿孔して生息する種にはタケトラカミキリ、及びベニカミキリがある。成虫は竹材の裂け目に卵を産み付け孵化した幼虫が材の中へ穿孔していく。幼虫穿孔しながら材を餌として育ちタケトラカミキリ翌年初夏ベニカミキリ翌々年春に羽化脱出する
 家屋内でのカミキリムシ類の発生は、いずれも野外産卵されて、最初から幼虫潜り込んであった材や竹材を建材として使用し家屋内で数年かけて羽化してきたものである日本国内では、家屋建築後カミキリムシ付いた事例ほとんどない
 フジ生木用いた室内装飾品からワモンサビカミキリ多数出現した例もあるが、この場合には短期間羽化したもの考えられる




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