アントノフ設計局製
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 12:30 UTC 版)
「An-2 (航空機)」の記事における「アントノフ設計局製」の解説
SKh-1 アントノフ設計局成立以前の当機の呼称。"Skh-1"とは、ロシア語で「農業経済1号」の略。 An-2F 軍用の観測機型の試作型。胴体中央部がガラス張りで、上翼後方に自衛用の7.62mm機関銃を装備した銃塔を搭載する。 An-2L 消防機型。翼下および胴体下に消火用薬品の入ったポッドを搭載する。 An-2P 旅客機型。座席の代わりに容量1,240リットルの水タンクを搭載できる消防機型も存在する。 An-2S 農業機型。薬剤散布装置を搭載し、主脚がP型よりも延長されている。 An-2V 主脚を双フロートに変更した水上機型。プロペラ直径を短縮している。 An-2E An-2Vより改造されたWIG(地面効果翼機)試験型。主翼を低翼形式の大型一枚翼に交換している。 An-2ZA(An-6 メテオとも) 垂直尾翼前に観測員席を追加した高々度気象研究機型。 An-3 エンジンをターボプロップに変更し、それに合わせて機首を再設計した機体。 詳細は「An-3 (航空機)」を参照 Y-5 中国での当機の呼称。コピー生産も行われている。 車輪の代わりに積雪地離着陸用スキッドを装備したAn-2 An-2V 側面図 地面効果翼機試験型 An-2E WIG An-3T
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