アルファマ【Alfama】
アルファマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/17 14:35 UTC 版)
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アルファマ(Alfama)は、ポルトガル・リスボンの旧市街。行政区の一つ。サン・ジョルジェ城とテージョ川の間の丘陵に広がる。名前の由来はアラビア語のAl-hamma、「泉」もしくは「風呂」を意味する。多くのファド酒場やレストラン、重要な歴史的建造物がたつ。
ムーア人支配時代、アルファマは市の中心地で、のち西側へ拡大した(隣はバイシャである)。アルファマは漁師と貧民が多く住んでいた。1755年のリスボン地震でアルファマは被害を受けず、狭い路地の迷路と小さな広場という、絵になるような光景が残った。古い邸宅の修繕や、新たにファドの聴けるレストランができている。
アルファマを見下ろすのは、16世紀まで王宮であった中世の城サン・ジョルジェ城である。アルファマの急勾配は、近くのミラドゥロ・デ・サンタ・ルジア教会の名にちなみミラドゥラスと呼ばれる、市を眺めるテラスである。教会の近くには17世紀の美しい内装を保存した装飾博物館がある。
アルファマにある教会には、市内最古のリスボン大聖堂(12世紀から14世紀の建築)、グラサ修道院(18世紀)、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ修道院(16世紀後半から18世紀)、バロック様式のサンタ・エングラシア教会(17世紀)がある。
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アルファマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 00:32 UTC 版)
詳細は「アルファマ」を参照 リスボンでももっとも古い地区で、サン・ジョルジェ城からテージョ川にかけ南斜面に広がる。地区の名称はアラビア語のAl-hammaに由来しており、泉や浴場を意味する。ウマイヤ朝によるヒスパニアの征服(英語版)の時期、アルファマは市内の大部分を占め西側のバイシャ地区に拡大した。だんだんとアルファマには漁師や貧しい人々が暮らすようになり、貧しい地区との評判は今日でも続いている。1755年リスボン地震のときには首都全体は大きな被害に見舞われたが、アルファマは複雑で密集した狭い路地と小さな広場により少ない被害で済んだ。被害から免れた歴史的な地区には、住宅や小さな店、ファドのバーやレストランなどさまざまな用途に建物が使われている。新しい建物も建てられてきたが、古い建物も別の目的に利用されたりリフォームされたりしており、現代化の傾向は地区を活気づけている。
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