バイシャポンバリーナとは? わかりやすく解説

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バイシャ‐ポンバリーナ【Baixa Pombalina】

読み方:ばいしゃぽんばりーな

ポルトガル首都リスボン中央部の一地区。「低い土地」を意味し、単にバイシャともいう。1775年大地震壊滅的な被害受けた後、国王ジョゼ1世宰相ポンバル侯爵指揮再開発された。名称は侯爵の名にちなむ。現在はリスボンきっての繁華街として知られる


バイシャ・ポンバリーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 08:38 UTC 版)

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バイシャのアウグスタ通り
ポンバリーナ様式の耐震構造

バイシャ・ポンバリーナBaixa Pombalina)は、ポルトガル首都であるリスボンの地区。単にバイシャ(下町、または低地という意味)とだけ呼ばれることが多い。リスボン中央に約23.5ヘクタールの面積がある。コメルシオ広場の北で、サン・ジョルジェ城の下にカイス・ド・ソードレ地区とアルファマ地区の間に挟まれている。この地区の北にロシオ広場フィゲイラ広場があり、ロシオ広場の北にレスタウラドーレス広場があり、その北にリベルダーデ大通りが続く。

バイシャは、1755年のリスボン地震の後に開発された優雅な地区である。ポンバリーナの名は、ジョゼ1世の宰相で、啓蒙時代の象徴ポンバル侯爵に由来する。彼は地震後のリスボン復興と再開発を指揮した。

バイシャは地震後建築の最初の例であった。建築模型は、地震のシミュレーションとして軍隊に周りを行進させ耐震性を試したという。ポンバリーナ様式の構造は、通称「ポンバルの籠」という、地震に耐えるという木工製の格子細工を含む。内部テラスの壁は、火事の広がりを避けるために屋根より高く建てられた。

バイシャは、2004年12月にポルトガル国内のユネスコ世界遺産予備リストに名を連ねた。

関連項目

座標: 北緯38度42分41秒 西経9度8分14秒 / 北緯38.71139度 西経9.13722度 / 38.71139; -9.13722



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