新神【アラジン】(草花類)
登録番号 | 第14118号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 新神 よみ:アラジン | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 鹿児島県、独立行政法人日本原子力研究開発機構 | |
品種登録者の住所 | 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号、茨城県那珂郡東海村村松4番地49 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 永吉実孝、上野敬一郎、今給黎征郎、郡山啓作、田中淳、長谷純宏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「神馬」から選抜した育成系統の葉片にイオンビームを照射して育成されたものであり、花は白色の中輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は長、草姿は直立、節間長はやや短、茎の太さは中、色は緑である。たく葉の大きさは小、葉の着き方は上向き、葉長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや大、光沢は弱、一次欠刻はやや深、基部の形は凸、表面の色は中である。側らいの数はやや少、舌状花の重ねは八重、花の大きさは中、厚みは高、花首の長さは短、花たくの形は盛り上がったド-ム状である。舌状花の多少はやや少、舌状花の向きは水平、舌状花の主要な形は舟底弁、舌状花の花筒部の長さは短である。外花弁の長さはやや長、幅は中、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の表面及び裏面の色は白(JHS カラーチャート-01)である。生態分類型は冬、開花の早晩性は早、周年生産品種の到花週数は6.5週である。「神馬」と比較して、たく葉が小さいこと等で、「秀芳の力」と比較して、たく葉が小さいこと、葉の基部の形が凸であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成13年に日本原子力研究所(群馬県高崎市)において「神馬」から選抜した育成系統の葉片にイオンビームを照射し、鹿児島県農業試験場花き部(指宿市)においてその再生個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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