アメリカ軍占領下と日本国憲法下
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 01:28 UTC 版)
「政党制」の記事における「アメリカ軍占領下と日本国憲法下」の解説
アメリカ軍占領下で無産政党に連なる政治家たちが革新政党の集合体として日本社会党を結成し、また保守政党に連なる政治家たちが日本自由党、日本進歩党、日本協同党などに分裂して派閥を取り込む包括政党を結成した。1947年に日本国憲法が施行され、1948年秋まで日本社会党と民主党による連立内閣(片山内閣、芦田内閣)が続き、吉田茂の自由党内閣が続いた。 1955年の保守合同で自由民主党が誕生し、40年近く同党の一党優位体制が続いた(自民党の派閥による55年体制)。1993年の総選挙で自民党は過半数を下回って宮澤内閣は敗北し、日本新党の細川護熙を首班とする日本新党、新党さきがけ、新生党、社会党、公明党による非自民・非共産連立政権が成立し、55年体制は崩壊した。非自民政権は短期間で崩壊し、社会党と自民党の連立による村山内閣を経て、1999年から自民党は公明党と連立するようになった。2009年の総選挙における民主党大勝で再び非自民政権が誕生したものの、短期間で崩壊し、2012年の総選挙で自公連立政権に戻った。
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