アメリカ軍守備隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 03:15 UTC 版)
「第二次サケッツ港の戦い」の記事における「アメリカ軍守備隊」の解説
それでもこのことでアメリカ軍守備隊は防御を固める時間がとれた。サケッツ港には400名の正規兵が駐屯しており、主に港の入口にあるボランティア砦とトンプキンス砦に配置された少数の分遣隊であり、また様々な補強部隊と傷病兵だった。正規軍の上級士官は竜騎兵連隊のエレクタス・バッカス中佐だった。ニューヨーク民兵隊から250名の志願兵がおり、また周辺地域か500名の民兵が大急ぎで集められた。ヘンリー・ディアボーンがヨークに向かう前に行った手配により、ニューヨーク州民兵隊のジェイコブ・ブラウン准将がサケッツ港全軍の指揮を執っていた。 ボランティア砦とトンプキンス砦に加えて、アメリカ軍が町の南に幾つか強力な小要塞を建設し、町と造船所の周りには、塹壕と逆茂木の防御線が部分的に完成していた(防御工作物は倒木と大枝で造られていた)。これらの防御工作は前年にアレクサンダー・マコーム中佐が計画し手配していた。 アメリカ軍戦隊の大半はチョウンシーがジョージ砦に率いて行っていたが、USSフェアアメリカンとパートという武装スクーナー2隻がサケッツ港に近いブラックウォーター・クリークに停泊していた。その上級海軍士官はチョウンシー海軍代将の弟ウールコット・チョウンシー大尉だった
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