アメリカ艦隊の撤収
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 08:18 UTC 版)
「マーシャル・ギルバート諸島機動空襲」の記事における「アメリカ艦隊の撤収」の解説
2つの任務部隊は攻撃を1日だけで終え、それぞれハワイへの帰路に就いた。第8任務部隊は、2月2日に日本潜水艦を発見し、哨戒中の航空機と駆逐艦の共同攻撃により撃沈を報じたが、日本側に該当する喪失艦はない。第17任務部隊は2月6日に真珠湾に帰着した。 日本側は、第六艦隊と第六根拠地隊の潜水艦9隻を出撃させて追撃を試みたが、いずれも敵艦を発見できなかった。また南洋部隊(第四艦隊)麾下の第六戦隊(司令官:五藤存知少将)所属重巡4隻にも東進を命じたが、いずれも補足できなかった。トラック島からは空母「赤城」「加賀」「瑞鶴」基幹の南雲機動部隊主力や、24航戦主力を緊急派遣したが、こちらも敵捕捉に至らなかった。なお、現地の防備指揮官だった八代少将の戦死を巡り、軍令承行令がうまく機能せず、2人が指揮権継承を宣言する混乱が発生した。
※この「アメリカ艦隊の撤収」の解説は、「マーシャル・ギルバート諸島機動空襲」の解説の一部です。
「アメリカ艦隊の撤収」を含む「マーシャル・ギルバート諸島機動空襲」の記事については、「マーシャル・ギルバート諸島機動空襲」の概要を参照ください。
- アメリカ艦隊の撤収のページへのリンク