アマチュアレスリングの大会に出場したプロ選手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 10:03 UTC 版)
「アマチュアレスリング」の記事における「アマチュアレスリングの大会に出場したプロ選手」の解説
本節ではプロレスラーやプロ総合格闘家がアマチュアレスリングに参戦した例を挙げる。 1986年に当時ジャパンプロレスに所属していた谷津嘉章が全日本レスリング選手権大会・フリースタイル重量級に出場して優勝した。 女子レスリング黎明期には全日本女子プロレスが練習生や若手選手を大会に派遣し、豊田真奈美、井上京子らが全日本選手権で優勝した。 1993年5月30日、新宿スポーツ会館での全日本女子レスリング選手権50 kg級にプロ引退中でのちにプロ復帰するジャガー横田が出場。1回戦はピンフォール勝ちするが、2回戦は同大会3位の高校生である石田由美(群馬・関東学園高)に1分18秒を残してテクニカルフォール負け。大会の表彰式で、横田にはこれまで全女の若手選手を出場させてきた功績が称えられ、特別賞が全日本女子レスリング連盟会長の小野清子から贈られた。 2000年より新日本プロレスに所属している永田克彦はプロ入り後も2002年度全日本レスリング選手権大会・グレコローマン中量級優勝、2004年アテネオリンピック出場などの記録を残した(ただし永田は谷津と異なり「プロレスラーに転向」したわけではない)。 2004年にはスポーツビズ所属の山本美憂がジャパンクイーンズカップに出場した。山本は全日本女子プロレスにも参戦経験がある。 2007年1月、当時HERO'Sと契約していた山本徳郁(美憂の弟)は北京オリンピック出場を目指し、全日本レスリング選手権大会フリースタイル60kg級に出場した。しかし、2回戦で自衛隊の井上謙二に敗れた。 2008年よりSENGOKU RAIDEN CHAMPIONSHIP (SRC) の育成選手契約をした大澤茂樹、田中章仁も全日本レスリング選手権大会や国民体育大会に出場し、優勝をはじめとする好成績を残している。
※この「アマチュアレスリングの大会に出場したプロ選手」の解説は、「アマチュアレスリング」の解説の一部です。
「アマチュアレスリングの大会に出場したプロ選手」を含む「アマチュアレスリング」の記事については、「アマチュアレスリング」の概要を参照ください。
- アマチュアレスリングの大会に出場したプロ選手のページへのリンク