アドレス長とは? わかりやすく解説

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アドレス長

【英】address size

アドレス長とは、メモリ空間、あるいは、ネットワーク内の位置を表すアドレスデータを表現するために使用されるビット数のことである。

1ビット長さのアドレスデータでは、2つ位置区別できる。2ビットでは4つ、3ビットでは8つというように、ビット数が増えるに従って識別可能な空間サイズ指数的に増える

計算機で、主記憶装置上で直接アクセスできる位置の上限は、CPUアーキテクチャ依存している。32ビットアドレスバスを持つCPUでは、2の32乗=4294967296=4G(ギガ)が論理的に直接利用可能なメモリサイズの上限となる。これがアドレス空間呼ばれる

インターネットでは、IPパケット元に通信をしており、IPパケットの中のアドレスフィールド表現できるアドレス値の最大値が、ネットワークサイズ(IPアドレスの数)の上限値となる。

2008年4月現在、利用されているIPには、v4(アイピーバージョン4)とv6(アイピーバージョン6)の2種類ある。IPv4ではアドレス長は32ビットであり、IPアドレスの数は4Gが上限となる。このアドレス数は、世界中で利用するには少なく、いずれ枯渇する考えられている。IPv6は、IPアドレス枯渇問題対処すべく、アドレス長が128ビット拡張されている。IPv6表せ空間サイズは、1000京個の1000京倍という天文学的な大きさとなり、希望する全てのオブジェクトIPアドレス付与できる。




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