アタゴオルシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 19:40 UTC 版)
「ますむらひろし」の記事における「アタゴオルシリーズ」の解説
「アタゴオル」のキャラクターが描かれた、米沢市市民バス「ヨネザアド号」の車両 詳細は「アタゴオル」を参照 彼の作品群の中核をなすものは「アタゴオルシリーズ」と呼ばれる、架空の世界を描いた一連の物語である。その世界は、現実世界の数倍から数十倍にも及ぶようなスケールを持つ植物が茂り、りんごの家や猫の目を持つ時計など、ファンタジックかつシュールな光景が住民たちの生活風景として描かれる一方、花火・かき氷・魚釣り・酒盛り・お祭り・梅雨の雨宿り…といった日本の事物・情緒が取り込まれており、自由な空想と日本人の日常が入り混じった独創的なものである。 シリーズの主な舞台となる「ヨネザアド大陸」はますむらの故郷である米沢市がモチーフであり、「アタゴオル」の名は、現住地である千葉県野田市の愛宕と故郷米沢市の愛宕山からの連想により生まれたものである。 なお、米沢市内ではアタゴオル・シリーズに登場する「ヒデヨシ」などの画像が車体横に描かれたバスの運行や、猫の目時計の実物が設置され、野田市では壁画が制作された。 「米沢市市民バス」も参照 2004年3月にデジタル・フロンティアが「アタゴオル物語」を3Dアニメ映画化すると発表、2006年10月に『アタゴオルは猫の森』のタイトルで公開された。
※この「アタゴオルシリーズ」の解説は、「ますむらひろし」の解説の一部です。
「アタゴオルシリーズ」を含む「ますむらひろし」の記事については、「ますむらひろし」の概要を参照ください。
- アタゴオルシリーズのページへのリンク