アタザナビル/リトナビルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > アタザナビル/リトナビルの意味・解説 

アタザナビル・リトナビル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/10 14:40 UTC 版)

成分一覧
Atazanavir Protease inhibitor
Ritonavir Protease inhibitor (pharmacokinetic booster)
臨床データ
販売名 Ritovaz
法的規制
  • (Prescription only)
投与方法 By mouth[1]
テンプレートを表示

アタザナビル・リトナビル(Atazanavir/ritonavir、ATV/r)は、HIV/AIDSの治療に使用される固定用量の配合薬である[1]アタザナビルリトナビルを組み合わされたものである[1]ロピナビル・リトナビルの代わりに使用されることがある[2]。投与法は経口である[1]

副作用は一般的に少ない[2]。あげられる副作用は、腹痛、下痢、皮膚の黄ばみ、筋肉痛、頭痛などである[2]。根本に肝臓の疾患がある患者への使用には、より注意を払う必要がある[2]妊娠中の人への使用は安全とされる[3]。この配合薬の作用機序は、アタザナビルがプロテアーゼ阻害剤として機能し、リトナビルがアタザナビルの効果を上昇させる[2]

この組み合わせは、2012年にインドでの使用が承認され、2017年現在米国での承認待ちである[1]世界保健機関の必須医薬品リストに収載されている[4]。 2012年の発展途上国での年間平均価格は281米ドルである[2]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e Atazanavir/ritonavir - Mylan Laboratories - AdisInsight” (英語). adisinsight.springer.com. 2017年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Atazanavir + ritonavir (Addition) -- Adults”. World Health Organization (WHO). 2020年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月29日閲覧。
  3. ^ Atazanavir/Ritonavir in Pregnancy” (英語). hivinsite.ucsf.edu. 2018年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
  4. ^ World Health Organization model list of essential medicines: 21st list 2019. Geneva: World Health Organization. (2019). hdl:10665/325771. WHO/MVP/EMP/IAU/2019.06. License: CC BY-NC-SA 3.0 IGO 

アタザナビル/リトナビル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 23:26 UTC 版)

ラモトリギン」の記事における「アタザナビル/リトナビル」の解説

血中濃度低下

※この「アタザナビル/リトナビル」の解説は、「ラモトリギン」の解説の一部です。
「アタザナビル/リトナビル」を含む「ラモトリギン」の記事については、「ラモトリギン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アタザナビル/リトナビル」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アタザナビル/リトナビル」の関連用語

アタザナビル/リトナビルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アタザナビル/リトナビルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアタザナビル・リトナビル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのラモトリギン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS