アジアハイウェイ61号線とは? わかりやすく解説

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アジアハイウェイ61号線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/08 16:29 UTC 版)

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アジアハイウェイ
AH-61
アジアハイウェイ61号線
地図
路線延長 4,158km
起点 中華人民共和国カシュガルAH4と接続)
主な経由国 中華人民共和国
キルギス
 カザフスタン
ロシア連邦
終点 ロシア連邦クルペツロシア語版(→至 ウクライナフルーヒウ
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

アジアハイウェイ61号線(アジアハイウェイ61ごうせん)は、アジアハイウェイ網の路線の一つ。アジアハイウェイ北アジア中央アジア南西アジア小地域(サブリージョン)の路線の一つ。総延長は4,158kmである。

概要

アジアハイウェイ4号線通過点の中華人民共和国新疆ウイグル自治区カシュガルを起点として北方に伸び、天山山脈の南麓のウルグチャト県托帕インターチェンジ付近に設けられたトルガルト国境検問所(吐爾尕特国境検問所)で出入国管理通関が行われる。中国・キルギス国境のトルガルト峠へは更に省道を使い険しい天山山脈を登らなければならない。

標高3800m弱の峠を越えキルギスに入って道を進むと、谷底にできたチャティル湖英語版が右手にある。天山山脈を北へ縫うように建設された道路を進み山脈を越えると、天山山脈北側の縁の扇状地の上に築かれたキルギスの首都ビシュケクに到達する。ビシュケクではアジアハイウェイ5号線と合流・分岐する。次にキルギス・カザフスタン国境となっているビシュケク北郊のチュイ川を跨いでカザフスタンに入る。

カザフスタンに入るとコーデイ英語版でアジアハイウェイ5号線と合流・分岐し西に延びる。メルキ英語版アジアハイウェイ7号線と交差するとともに再びアジアハイウェイ5号線と合流・分岐し、天山山脈北側の縁に帯状に連なる扇状地帯を西へ横断する。次にシムケントでアジアハイウェイ5号線と合流・分岐するとともにアジアハイウェイ62号線と合流・分岐し、シルダリア川に沿って北西方向に延びる。クズロルダ付近でアジアハイウェイ62号線と合流・分岐し、更に北西方向に延びる。アラル海湖畔のアラルを通過しカラブタクロシア語版に達するとカザフスタン西部北辺を西に延びる。オラルではアジアハイウェイ63号線と交差し、更にタスカラロシア語版オジンキロシア語版の間のカザフスタン・ロシア国境を跨ぐとロシアとなる。

ロシアでは路線は真西に延び、サラトフを通過し、ボリソグレブスク英語版アジアハイウェイ8号線と交差する。更にヴォロネジクルスクを通過し、ロシア・ウクライナ国境に達する。国境を超えるとウクライナのスームィ州の町フルーヒウに繋がる。

ルート

中華人民共和国

区間延長169km[1]

キルギス

区間延長539km[1]

カザフスタン

区間延長2,243km[1]

ロシア

区間延長1,173km[1]

脚注

  1. ^ a b c d Asian Highway Handbook (PDF)”. 国連アジア太平洋経済社会委員会 (2003年). 2018年1月30日閲覧。

参考資料




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