アジアハイウェイ32号線とは? わかりやすく解説

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アジアハイウェイ32号線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 08:45 UTC 版)

アジアハイウェイ
AH-32
アジアハイウェイ32号線
地図
路線延長 3,748 km
起点 朝鮮民主主義人民共和国先鋒
主な経由国 北朝鮮
中華人民共和国
モンゴル国
終点 モンゴル国ホブド
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

アジアハイウェイ32号線(アジアハイウェイ32ごうせん)は、アジアハイウェイ網の路線の一つ。アジアハイウェイ東アジア北東アジア小地域(サブリージョン)の路線の一つ。総延長は3,748キロメートル (km) である。

日本海に面する北朝鮮羅先特別市先鋒を起点としている。北朝鮮内の区間は延長60 kmと短い。ソンボンから北北東約28 kmの豆満江に琿春=羅先橋(図們江大橋)が架けられており、橋の両岸に中朝の国境検問所(中国側の名称は圏河国境検問所)がある。

中国側に入ると琿春までの約40 kmは省道の区間となる。琿春からウランホトまでは高速道路区間であり、途中の長春アジアハイウェイ31号線と交差する。ウランホトから中蒙国境検問所のアルシャン国境検問所までは国道および省道の区間となる。

モンゴル国に入り、ヌムルグ国境検問所からチョイバルサンまでの区間は一般の連絡道路である。チョイバルサンからウリヤスタイまでの区間と、バヤンホシュー英語版からホブドまでの最終区間は国道となる。それ以外は一般の連絡道路区間である。モンゴル国の区間のうち、ウンドゥルハーンからツェツェルレグまでは舗装道路となっている。しかしウンドゥルハーンから東と、ツェツェルレグから西は、舗装がされているのは一部であり、ほとんどが未舗装である。途中ナライフ英語版からウランバートルまで、アジアハイウェイ3号線との重複区間である。終点のホブドで、アジアハイウェイ4号線と接続する。

ルート

北朝鮮

区間延長60 km[1]

  • 羅津=元汀道路 : 先鋒 - 元汀 - (中華人民共和国へ)

中華人民共和国

区間延長1,131 km[1]

モンゴル国

区間延長2,520 km[1]

  • タムサグブラグ=スムベル連絡道路 : ヌムルグ国境検問所 - スムベル英語版 - タムサグブラグ英語版
  • チョイバルサン=タムサグブラグ連絡道路 : タムサグブラグ - チョイバルサン
  • 国道A0502号線 : チョイバルサン - ウンドゥルハーン
  • 国道A0501号線 : ウンドゥルハーン - ナライフ英語版アジアハイウェイ3号線と合流・分岐) - ウランバートル(アジアハイウェイ3号線と合流・分岐)
  • 国道A0301号線 : ウランバートル - ルン英語版 - ウラーンシヴィート英語版
  • 国道A0601号線 : ウラーンシヴィート - ハラホリン
  • 国道A0602号線 : ハラホリン - タヴァンブラグ英語版
  • 国道A0603号線 : タヴァンブラグ - ツェツェルレグ - トソンツェンゲル英語版
  • 国道A1102号線 : トソンツェンゲル - ウリヤスタイ
  • ウリヤスタイ=エルデネハイルハン連絡道路 : ウリヤスタイ - エルデネハイルハン英語版
  • エルデネハイルハン=ザブハンマンダル連絡道路 : エルデネハイルハン - ザブハンマンダル英語版
  • ドルゴン=ザブハンマンダル連絡道路 : ザブハンマンダル - シアー英語版
  • ドルゴン=ミャンガド連絡道路 : シアー - バヤンホシュー英語版
  • 国道A1701号線 : バヤンホシュー - ホブドアジアハイウェイ4号線と接続)

国境の出入国・通関について

  • 中蒙国境
アルシャン=ヌムルグ国境検問所を通じた出入国・輸出入は、中国・モンゴル両国以外の第三国に開放されていない。

脚注

  1. ^ a b c Asian Highway Handbook” (PDF). 国連アジア太平洋経済社会委員会 (2003年). 2018年1月30日閲覧。

参考資料




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