アキアオバ【アキアオバ】(飼料作物)
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登録番号 | 第4844号 |
登録年月日 | 1996年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | イタリアンライグラス | |
登録品種の名称及びその読み | アキアオバ よみ:アキアオバ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 1月 20日 | |
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市三の丸1丁目5番38号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 津田公男 矢萩久嗣 岩渕勉 藤原泉 大浦俊彦 関俊雄 浅野博之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「Tetila Sceempter」,「Tetrone 」,「マンモスB」,「ヒタチアオバ」等の4倍体9品種を母材として選抜した越夏性系統109 系統について,個体選抜を繰り返して得た38個体を母材として育成した固定品種であり,茎の太さは極太,葉幅は極広,生育期間が極長く冠さび病抵抗性が強いサイレージ,青刈り及び乾草向きの中生品種である。 草型は中間~ほふく,初期草丈は高,春期草丈は極高である。稈長はやや長,茎の太さは極太,茎数は中,葉身長は極長,葉幅は極広である。穂長は極長,穂数は少,小穂数は多,1000粒重は重,芒の有無と長さはやや短である。耐寒性は良,耐雪性はやや良,生育期間は極長,出穂期は中生,再生は極良,冠さび病抵抗性は強,葉腐病抵抗性は強である。 「フタハル」と比較して,葉幅が広いこと,小穂数が多いこと,耐寒性が良いこと等で,「エース」と比較して,葉身長が長いこと,穂長が長いこと,小穂数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、茨城県畜産試験場(西茨城郡友部町)において,「Tetila Sceempter」,「Tetrone 」,「マンモスB」,「ヒタチアオバ」等の4倍体9品種を母材として選抜した越夏性系統109 系統について,昭和55年から59年まで冠さび病抵抗性によって選抜した200 個体から59年に2000個体養成して,60年及び61年に個体選抜して得た38個体の種子を等量混合して育成した固定品種である。61年に「友系19号」の系統名を付し,平成元年から系統適応性試験,特性検定試験等の試験を行い,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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