茜金時【アカネキントキ】(食用作物)
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登録番号 | 第4053号 |
登録年月日 | 1994年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | かんしょ | |
登録品種の名称及びその読み | 茜金時 よみ:アカネキントキ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 8月 23日 | |
品種登録者の名称 | 山田茂美 | |
品種登録者の住所 | 埼玉県所沢市大字中富1418番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山田茂美 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は「紅赤」の中から肉色の変異した個体を発見し,選抜を繰り返して育成した固定品種であり,いもの形は長紡錘形,皮色は基本色が赤で補助色が紫,肉色は橙の食用かんしょである。 草型は極匍匐型,草勢はやや弱,草高は低,茎色及び節色は少,茎の太さは細,茎長は長,分枝数はやや多,節間長は長,茎の毛茸は微である。頂葉色は紫褐で副次的色は褐,葉色は暗緑,葉形は心臓形,葉の大小は小,葉脈色及び蜜腺色は中である。藷梗の長さ及び強さは中,いもの形状は長紡錘形,大小は中,皮色は基本色が赤,補助色が紫,肉色は橙,条溝は無,皮脈は少,いもの外観は上である。萌芽の遅速はやや早,萌芽の多少はやや多,苗重は軽,早掘適性は低,貯蔵性及び切干歩合は中である。 「紅赤」と比較して,いもの肉色が橙であること等で,「ベニハヤト」と比較して,草高が低いこと,節色が少ないこと,葉形が心臓形であること,葉の大きさが小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(埼玉県所沢市)において,昭和61年に「紅赤」を栽培して得られたいもの中から肉色の一部が橙色に変異した個体を発見し,以後,肉色に着目して選抜を繰り返して育成された固定品種であり,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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