アオビユとは? わかりやすく解説

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あお‐びゆ〔あを‐〕【青×莧】


青莧

読み方:アオビユ(aobiyu)

青鶏頭別称


青莧

読み方:アオビユ(aobiyu)

ヒユ科一年草

学名 Amaranthus retroflexus


ホナガイヌビユ

(アオビユ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/04 03:45 UTC 版)

ホナガイヌビユ
Amaranthus viridis
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ヒユ科 Amaranthaceae
亜科 : Amaranthoideae
: ヒユ属 Amaranthus
: ホナガイヌビユ A. viridis
学名
Amaranthus viridis
L.[1]
シノニム

Amaranthus gracilis
Desf.

英名
slender amaranth、green amaranth

ホナガイヌビユ(穂長犬莧、学名: Amaranthus viridis)は、ヒユ科ヒユ属1年草道端などに生える雑草アオビユ(青莧)ともいう。

形態・生態

イヌビユより大きく、先はあまりへこまない[2]

花穂は細長くなる[3]

果実(胞果)は、淡褐色になり、細かいしわが目立つ[2]

花言葉は優しさ。

果実は種子を入れたまま落ちる。

分布・生育地

熱帯アメリカ原産[4]で、日本では帰化植物

人間との関わり

葉は食用になる[3]。ジャマイカではカラルーと呼ばれ、モルディブでもディベヒ語で massaagu と呼ばれ料理に使われる[5]。ほか、インドでも野菜として食され、サンスクリット語で Tanduliya と呼ばれる伝統的なアーユルヴェーダ伝統医学のハーブとして利用されている[6]。葉以外の種子も水で茹でたり、ビスケットにしたり、スナックとしても食用可能である[7]

脚注

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Amaranthus viridis”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月17日閲覧。
  2. ^ a b 野に咲く花
  3. ^ a b 花と葉で見わける野草
  4. ^ 植物雑学事典
  5. ^ Xavier Romero-Frias, The Maldive Islanders, A Study of the Popular Culture of an Ancient Ocean Kingdom. Barcelona 1999, ISBN 84-7254-801-5
  6. ^ R.V. Nair, Controversial drug plants
  7. ^ Low, Tim (1985). Wild Herbs of Australia & New Zealand. Angus & Robertson Publishers. pp. 44. ISBN 0207151679 

参考文献

関連項目

外部リンク



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