りん酸形燃料電池とは? わかりやすく解説

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りん酸形燃料電池 (PAFC)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 12:40 UTC 版)

燃料電池」の記事における「りん酸形燃料電池 (PAFC)」の解説

りん酸形燃料電池(PAFC, Phosphoric Acid Fuel Cell)は、電解質としてリン酸H3PO4水溶液セパレーター含浸させて用いる。動作温度200程度で、発電効率は、約40%LHV。固体高分子形燃料電池同様に白金触媒としているため、燃料中に一酸化炭素存在する触媒白金劣化する。従って、天然ガスなどを燃料とする場合は、あらかじめ水蒸気改質一酸化炭素変成反応により一酸化炭素濃度1%程度水素をつくり、電池本体供給する必要がある工場ビルなどの需要設備設置するオンサイトコジェネレーションシステムとして100/200kW級パッケージ市場投入がなされ、すでに商用機にて4万時間以上の運転寿命スタック改質器無交換)を達成している。

※この「りん酸形燃料電池 (PAFC)」の解説は、「燃料電池」の解説の一部です。
「りん酸形燃料電池 (PAFC)」を含む「燃料電池」の記事については、「燃料電池」の概要を参照ください。

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