もののけ本所深川事件帖オサキシリーズ
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「高橋由太」の記事における「もののけ本所深川事件帖オサキシリーズ」の解説
宝島社より刊行。第8回『このミステリーがすごい!』大賞に応募した『鬼とオサキとムカデ女と』で最終選考に残るも、受賞には至らず落選した。しかし、内容が評価され同作品に大幅加筆した『もののけ本所深川事件帖オサキ江戸へ』が隠し玉(編集部推薦)として出版されることとなり、著者のデビュー作となった。シリーズ累計35万部突破している。 ストーリー概要 江戸の本所深川で献上屋の手代として働く青年の周吉と、彼に取り憑いたオサキという妖狐のコンビが、江戸で起きる様々な事件に立ち向かう。 もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ(2010年5月)あらすじ:ある日、店の一人娘・お琴が行方知らずになり周吉とオサキは夜の町を探しに行くが……。 もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ(2010年10月)あらすじ:ある晩、預かり物の高級掛け軸が燃やされて、鵙屋は倒産の危機に陥る。周吉とオサキは百両の賞金を目当てに鰻の大食い合戦に出場することになる。 もののけ本所深川事件帖 オサキ婚活する(2011年8月)あらすじ:痘痕が流行する。恐れた娘たちは江姫が祀られる「疱瘡地蔵」へお参りに行く。しかし地蔵の付近で、婚期を逃した娘ばかりがさらわれる事件が発生。さらにお琴に見合い話が舞い込んでしまい……。 もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸の歌姫に会う(2012年5月)あらすじ:十人組の歌組“本所深川いろは娘”が大流行。しかし一番人気の少女が行方不明になり、大川で死体となって見つかる。その代わりにお琴が指名されるが……。 もののけ本所深川事件帖 オサキ つくもがみ、うじゃうじゃ (2012年12月)4編収録の短編集 あらすじ:辻斬り事件が相次ぎ、そんな中鵙屋から妖刀がなくなる。店に棲む付喪神たちは、犯人捜しに乗り出す。
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