みやままさり【ミヤママサリ】(工芸作物)
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登録番号 | 第13194号 |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | こんにゃく | |
登録品種の名称及びその読み | みやままさり よみ:ミヤママサリ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 群馬県 | |
品種登録者の住所 | 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 内田秀司、加藤晃、飯塚弘明、加藤哲史、三輪計一、郡司孝志、清塚泰昭、山田千代、太刀川洋一、下山淳、小渕保夫、藤井光一、下田俊彦、木暮昭二、齋藤泰亮、齋藤幸雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「群系55号」に在来種を交配して育成されたものであり、主芽の苞色が暗紫紅、葉柄斑紋の分布が点在で精粉歩留りが高い品種である。草姿は半立、生子の形は球、表面の条溝はやや少、皮色は褐、離層は有、主芽の苞色は暗紫紅、小葉の形は中間、大きさは中、色は緑、数は中、葉柄の地色は淡緑、白斑及び少突起は有、斑紋の大きさはやや小、色は中、分布は点在である。球茎の形は扁球、表面の条溝はやや多、表皮の色は褐、吸枝痕の分布型は分散、隆起は無、芽つぼの深さはやや浅、出芽期及び開葉期は晩、成熟期は中である。荒粉歩留りはやや低、精粉歩留り及び組成は高、粘度はやや高である。「はるなくろ」と比較して、小葉の色が緑であること、葉柄斑紋が点在していること、精粉歩留りが高いこと等で、「あかぎおおだま」と比較して、生子の形が球であること、小葉が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和55年に群馬県農業試験場こんにゃく分場(現群馬県農業技術センターこんにゃく特産センター、渋川市)において、「群系55号」に在来種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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