ぼぼ
女陰のこと。
ぼぼ
- 女陰の異名。
- 女陰の俗語。「そそ」「ほと」「べべ」の各条参照。「陰名考」に「世俗に菩々とは蕃登を訛りていふなり」とあり。蜀山人の「かなそぎ」に「菩々とは梵語なり。これに開と翩す。開は即産門開通の義翩か、又開のときは則開は家の開にして依生の釈なり梵字〓なり、女の陰門をぼぼといふこと、上のぼの字は菩提のぼの字、下のぼの字は煩悩のぼの字なり」。とあり。久保盛丸氏の「大生殖宗」に「或はボボは〓母にして醜婦の義なり、女陰の形貎醜怪なるを諷するにや」。同書「蓋し開は和銅開珍に示さるる如く貝に通じ女陰は開き且男根を以て開拓さるるが故なるにやあらん」とあり。「浮世絵師ぼぼを見るのも稼業なり」「しげしげとぼぼを見られる画師の妻」。因に越後佐渡にて幼児を「ぼぼ」又は「ぼぼつ子」と呼び信州松本地方では「ぼぼさ」といふ。
- 女子の陰部のこと。
- 女の陰部のことをいう卑語。
- 女子の陰部。
ボボ
(ぼぼ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/29 00:21 UTC 版)
ぼぼ、ボボ
- 女性器や性行為を表す言葉。江戸時代には喜多川歌麿の浮世絵にも登場した女性器を表す古語であるが、九州では現在も方言として使用されている。
- 「とぼ(=性交)しても弄っても(くじっても=もてあそんでも)、いいぼぼと言うものはいつでもいい…」 小松引き「洗い髪姿の図」 喜多川歌麿 大錦絵組物 享和二年(1802)
「腿(すね)の白いどころではない。ぼぼの赤いところまでみえちゃァ、通を失うも無理はあるめぇ」 艶本 多歌羅久良「今様久米仙人の図」 喜多川歌麿 寛政十二年(1800)
- 「とぼ(=性交)しても弄っても(くじっても=もてあそんでも)、いいぼぼと言うものはいつでもいい…」 小松引き「洗い髪姿の図」 喜多川歌麿 大錦絵組物 享和二年(1802)
- 飛騨地方の方言で赤ん坊を表す「ぼぼさ」が訛ったもの。
- 「大麻」を意味するジャマイカのスラング。
- ボヘミアンな生活を送るブルジョワの人々。フランス語版、英語版
人名
アフリカ系の人物に多い名前。但し下記の人物のうち ボボ・バルデ 以外は全くの芸名。
- 愛称
- クリスティアン・ヴィエリの愛称
関連項目
- >> 「ぼぼ」を含む用語の索引
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