はとゆたか【ハトユタカ】(食用作物)
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登録番号 | 第15002号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | はとむぎ | |
登録品種の名称及びその読み | はとゆたか よみ:ハトユタカ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山守誠、由比真美子、加藤晶子、千葉一美、奥山善直、石田正彦、遠山知子、田野崎真吾、菅原俐、遠藤武男、柴田悖次 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「F6-22」(後の「東北1号」)に「奥羽4号」を交配して育成されたものであり、草丈が短、育成地(岩手県盛岡市)における成熟期がやや早の茶用向きの糯品種である。草丈は短である。稈径及び葉身の長さは中、葉身色は無、葉鞘色は淡褐、葉鞘のろう質は有である。柱頭色は白、鞘状苞数及び着粒層は中である。粒重は中、粒の形は長楕円、色は茶褐、殻の硬さは軟である。年生は一年生、粳又は糯別は糯、出穂期は早、成熟期はやや早、茎数及び耐倒伏性は中、脱粒性は易、子実歩留は中である。葉枯病抵抗性はやや弱、蛋白質はやや高、脂質は中である。「はとじろう」と比較して、着粒層が広いこと、粒の色が茶褐であること等で、「中里在来」と比較して、粒の形が長楕円であること、粒の色が茶褐であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に農林水産省東北農業試験場(現独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、岩手県盛岡市)において、「F6-22」(後の「東北1号」)に「奥羽4号」を交配し、平成元年に雑種第1代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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