ど根性物語 銭の踊りとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > ど根性物語 銭の踊りの意味・解説 

ど根性物語 銭の踊り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/30 22:54 UTC 版)

ど根性物語 銭の踊り
監督 市川崑
脚本 久里子亭
製作 永田雅一
出演者 勝新太郎
江利チエミ
船越英二
音楽 ハナ肇宮川泰
撮影 宮川一夫
編集 中静達治
製作会社 大映
配給 大映
公開 1964年5月2日
上映時間 90分
製作国 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

ど根性物語 銭の踊り』(どこんじょうものがたり ぜにのおどり)は、1964年5月2日に公開された日本映画。併映は『宿無し犬』。

受賞

  • キネマ旬報スチール・コンテスト選出

解説

市川崑監督、久里子亭(市川夫妻の共同ペンネーム)脚本のアクション映画。撮影は『座頭市千両首』の宮川一夫。市川崑が大映で撮った最後の作品である。当時、市川は自宅を建てる費用を大映から借金しており、社長だった永田雅一の急な打診を引き受けた。大映としては、直接は関係ないが、森一生監督の『ど根性物語 図太い奴』と含めて勝新主演の『ど根性シリーズ』構想があったのだという。市川はこの時期、既に『東京オリンピック』の監督就任が決まっていたが、本作の撮影終了日を明示することで、製作準備を待ってもらう形で本作の製作に入った。しかし大映が春闘に突入して雇用されているスタッフ達が思うように集まらず、独立プロの応援や外部の録音スタジオを借りるなどして製作は続けられたが、結局、想定の7割程しか撮影できず、予定より短い上映時間で公開された[1]

本作は、勝新太郎が初めて主演した現代劇であり、当時のマスコミも関心が高く「三振か、場外ホーマーか」と見出しを書くところもあった。これに対して市川は、キネマ旬報誌上で「現代感覚の活動写真、出来上がるまで分からない映画」とコメントしている。撮影を担当した宮川一夫は、本作では機動性のあるアリフレックスを使っての手持ち撮影を多用している[2]

あらすじ

キャスト

スタッフ

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、P222、223
  2. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、P224、225

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ど根性物語 銭の踊り」の関連用語

ど根性物語 銭の踊りのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ど根性物語 銭の踊りのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのど根性物語 銭の踊り (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS