ちんびんとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 食べ物 > 料理 > 煎餅 > ちんびんの意味・解説 

チンビン

読み方:ちんびん

沖縄伝統菓子小麦粉黒糖とかして入れのばして焼いた皮をくるくる巻いたもの。同じよう菓子ポーポーがあるが、これにはアンダンスー(豚脂入り味噌)が入っている。しかし、アンダンスー入りポーポー、何も入らないのがチンビンだと、まったく逆の説もある。昔は五月四日(ユッカヌヒー)に、ポーポーチンピンをつくり、神仏供え、子どもの成長祈ったという。

ちんびん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/06 04:00 UTC 版)

ちんびん(煎餅)は、琉球沖縄県)の菓子で溶いた小麦粉黒糖を加えたものを鉄板などで薄く焼き、細長い棒状に巻いたもの。家庭で手軽につくるためにあらかじめ配合したちんびんミックスも市販されている。食感や見た目はクレープに近い。沖縄製粉のちんびんミックスのパッケージには「沖縄風黒糖入りクレープ」と表示してある。

名前の由来は中国語煎餅 (中国)中国語版によると思われ、北京語の「チエンビン、jiānbǐng」もしくは他の方言音に基づくものと考えられる。中国の「煎餅」は必ずしも小麦粉で作られないが、華北、西北部では小麦粉を使った料理が発達しており、そこから琉球に伝わったとも推測される。沖縄では旧暦5月4日は「ユッカヌヒー」(四日の日)と呼ばれる、日本本土の端午の節句にあたる節句である。当日は那覇糸満ハーリーが開催され、家庭では子供たちの健やかな成長を祈って神々や仏壇にちんびんを供える。ハレの日の特別な食だったちんびんは、現在では日常的に親しまれている。

関連項目




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ちんびん」の関連用語

ちんびんのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ちんびんのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウルマックスウルマックス
©2025 Local Information Agent Co,Ltd
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのちんびん (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS