ちこつとは? わかりやすく解説

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恥骨

読み方:ちこつ

骨盤の一部であり、へそからまっすぐ下りた股のあたりに位置する骨のこと。左右の恥骨が接す部分を「恥骨結合」と呼ぶ。妊娠中期から後期にかけて恥骨が痛む妊婦が多いとされるが、これは恥骨結合のずれまたは「恥骨結合離開」などによる「恥骨結合炎」が原因であることが多い。

ち‐こつ【地骨】

読み方:ちこつ

石の異称転じて物事要点

地皮穿ちて—に達せり」〈中村訳・西国立志編


ち‐こつ【恥骨】

読み方:ちこつ

骨盤構成する骨の一。寛骨の前下部左右一対あり、恥骨結合によって中央でつながる。

「恥骨」に似た言葉

恥骨

読み方:ちこつ
【英】:Os pubis,Pubis

寛骨臼前方約1/5と寛骨の前下方部を形成し対側の恥骨と恥骨結合面で軟骨線維軟骨結合をする。長楕円形恥骨結合面を含む前上部恥骨体である。丸みをおびた恥骨体上縁外側端にある隆起恥骨結節で、恥骨結節から恥骨結合面へ向かう、恥骨体前面との移行部の粗な隆線恥骨稜である。恥骨体の上外側から後上外側伸び寛骨臼達す三角柱状の部分恥骨上枝である。恥骨上枝上面櫛状面)は三角形呈す恥骨結節から寛骨臼部へいたる、上面外側前方丸みをおびた隆線閉鎖稜であり、恥骨結節から後上外側橈骨との癒合部を示す粗な隆起へいたる、上面内側後方稜線恥骨櫛である。腸骨との境界部肥厚しているが、寛骨臼下縁にいたる、とくに肥厚した部分腸恥隆起である。恥骨櫛恥骨稜分界線恥骨部をなす。内側面(骨盤面)は恥骨櫛と、鋭利縁をなす下縁との間の平滑な面で、外側部で幅が狭くなる下面閉鎖面)には内側下後方から下面下方へ向かう閉鎖溝がある。閉鎖溝前方閉鎖稜で、後方下縁で境される。下縁中央部で、やや後方突出した隆起前閉鎖結節である。生体では前閉鎖結節後閉鎖結節との間に、閉鎖膜の上縁をなす線維束が張って閉鎖溝の底となり閉鎖管形成する腸骨体の下外側から後下外側方へ伸びる扁平な部分恥骨下枝で、坐骨枝癒合閉鎖溝下縁をなす。癒合部は粗な隆起部として残ることがある恥骨下枝の上縁は鋭いが、下縁は被厚し粗面をなす。下縁内側部が粗に隆起して陰茎稜を示すことがあるラテン語のPubes(陰部)に由来する。Pubesはpuberty思春期)の語でわかるように、元来成人の意味で、これから成人シンボルである陰毛(pubes)のこととなった。このpubesはやがて陰部を指すようになり、その所有格によって「恥部の骨」os pubisの名が生まれた

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