たてば

デジタル大辞泉

たて‐ば【立（て）場／建場】

読み方：たてば

１ 江戸時代、宿場と宿場の間の街道などで、人足・駕籠(かご)かきなどの休息した所。明治以後は人力車や馬車などの発着所をいう。

２ 人の多く集まる所。たまり場。

３ 位置。たちば。

４ 業者がその日に集めた廃品を買い取る問屋。

日本語活用形辞書

断てば、建てば、経てば、発てば、立てば、截てば、裁てば、絶てば

読み方：たてば

タ行五段活用の動詞「断つ」「建つ」「経つ」「発つ」「立つ」「截つ」「裁つ」「絶つ」の仮定形である「断て」「建て」「経て」「発て」「立て」「截て」「裁て」「絶て」に、接続助詞「ば」が付いた形。

終止形

断つ  » 「断つ」の意味を調べる
建つ  » 「建つ」の意味を調べる
経つ  » 「経つ」の意味を調べる
発つ  » 「発つ」の意味を調べる
立つ  » 「立つ」の意味を調べる
截つ  » 「截つ」の意味を調べる
裁つ  » 「裁つ」の意味を調べる
絶つ  » 「絶つ」の意味を調べる

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古本用語集

建場(たてば)

くず屋の問屋の意味だが、単なる問屋ではなく一種の金主的存在とみなされる。何人かのくず屋を専属でかかえておき、毎夕集めてきた古繊維・金属・本・雑誌などさまざまなものを仕分けして、重さにより又、相場によって建場の主からお金を受取る。ここで文庫本・マンガ・読物・教科書等で商品になりそうな物を掘出し、まとまった数を古本屋または、組合に所属していれば古本業者の市場に持込む場合がある。

隠語大辞典

立場

読み方：たてば

1. 人力車駐在場。〔第五類　一般建物〕
2. 人力車置場。
3. 人力車夫の溜り場。

分類 ルンペン／大阪

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Weblio日本語例文用例辞書

「たてば」の例文・使い方・用例・文例

• 一度悪評がたてば二度と浮かばれない
• 彼らの結婚がもつかどうかは時がたてばわかる
• 一年たてば、生徒はネットから登録できるようになる
• 時がたてば君が正しいかどうかがわかるだろう。
• 時がたてばどちらが正しいかわかるでしょう。
• 時がたてば、私たちのどちらが正しいかわかるだろう。
• 私は１週間たてば、すなわち５月５日にその仕事を終えます。
• 何なりとお役にたてばうれしいです。
• 一度悪評がたてば二度と浮かばれない。
• よい魚も３日たてば臭くなる。
• もう６ヶ月たてば流暢にドイツ語が話せるようになるでしょう。
• しかし一定期間がたてば、全額お支払いできるようになると考えております。
• ５日たてば仕事が完了するだろう。
• ３ヶ月もたてば、私はこの金をすっかり使ってしまっているでしょう。
• １時間もたてば彼は帰ってきます。
• もう 6 週間たてば帰ります.
• 彼女は数日たてば[近日中に]帰ってくるだろう.
• 《諺》 よい魚も 3 日たてば臭くなる, 「珍客も 3 日すれば鼻につく」.
• 時がたてばあらゆる悲しみも治る.
• 時は偉大な治療者だ 《時がたてば心の傷もいえる》.