たきあわせとは? わかりやすく解説

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炊き合わせ

読み方:たきあわせ
別表記:焚き合わせ炊合わせ焚合わせ煮合わせ

肉や野菜などを個々特性合わせて煮込み一つの器に盛り付けた煮物料理のこと。食材ごとに別の鍋で煮たり、別の味付けされたりすることが多い。炊き合わせを作る際には、季節の食材取り入れることや、盛り付けの際の色彩配慮することが重視される傾向がある。

たき‐あわせ〔‐あはせ〕【炊(き)合(わ)せ】

読み方:たきあわせ

野菜など2種類上の材料それぞれ別に煮て盛り合わせたもの。


炊き合せ

(たきあわせ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 16:28 UTC 版)

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の炊き合せ
麸と湯葉、エンドウとシイタケの炊き合せ

炊き合せ(たきあわせ)は日本料理において煮物調理法、およびその料理。「焚き合せ」「煮合わせ」ともいう。複数の食品をそれぞれ別に煮ること、およびそれらを1つに盛り付けた料理[1]

概要

一例として、が同じワカメタケノコの「若竹煮(わかたけに)」をとりあげる[1]

タケノコは繊維が緻密で、が付くのに時間がかかる。一方、ワカメはすぐに味が付くが、時間をかけると煮えすぎて溶けてしまう。時間差をおいて1つの鍋で煮ても[2]、ワカメの濃い色がタケノコの淡い色に移ってしまう。また、ワカメとタケノコが混ざり、盛り付けに手間がかかる。

そこで、タケノコは時間をかけて鰹節を効かせた「土佐煮」とする。一方、ワカメは別の鍋で短時間でさっと煮る。それぞれを1つの器に盛り付けサンショウの木の芽を天盛りにして、「筍とわかめの炊き合せ」という1つの料理になる[1][3]

素朴さを味わう「田舎煮」という料理があるように[4]、これらの「時間差若竹煮」も「炊き合せ」も優劣ではなく、並立する料理である。

出典

  1. ^ a b c 広辞苑 第5版
  2. ^ 『旬の食材 春・夏の野菜』講談社 ISBN 4-06-270135-9
  3. ^ 『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3
  4. ^ 『四季日本の料理 冬』講談社 ISBN 4-06-267454-8

参考文献

関連項目



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