その他の重力波望遠鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 22:05 UTC 版)
TAMA300(日本) - 国立天文台にあるレーザー干渉計。基線長は300メートル。 CLIO(日本) - 東京大学宇宙線研究所等が共同して運営するレーザー干渉計重力波アンテナと地殻歪計。 GEO600(イギリス、ドイツ) - ドイツのハノーファーにあるレーザー干渉計。基線長は600メートル。 LIGO(カリフォルニア工科大学、マサチューセッツ工科大学) - アメリカ・ワシントン州ハンフォードとルイジアナ州リビングストン(英語版)に設置されたレーザー干渉計。基線長は4キロメートル。 Virgo(フランス、イタリア) - イタリアのピサに設置されたレーザー干渉計。基線長は3キロメートル。 eLISA (ESA) - LISAは "Laser Inferometer Space Antena" の略称であり、宇宙重力波望遠鏡(アンテナ)である。基線長は500万キロメートルを計画中。現在、ESAがホワイトペーパーを検討中。開発され2028年以降に宇宙へ打ち上げられ、人工惑星軌道へ投入され観測を開始する予定。 DECIGO (日本) - DECIGOは "Deci-hertz Interferometer Gravitational wave Observatory" の略称である。0.1Hzから10Hz程度の重力波を観測できる宇宙重力波望遠鏡で、日本におけるKAGRAの次の将来計画となっている。
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