せんか‐てんのう〔センクワテンワウ〕【宣化天皇】
宣化天皇
武烈天皇以来の旧臣、大伴金村や物部麁鹿火を大連とし、そして新たに蘇我稲目を大臣、阿倍大麻呂臣を大夫(まえつきみ)とした。
「日本書紀」では、新羅が任那を侵略したので大伴金村に詔しその子、大伴磐(磐は筑紫に留まり政治をみた)と大伴狭手彦を遣わし任那を助けさらに百済を救ったとある。
この一連の事件は、一度失脚した旧勢力の大伴金村が名誉挽回のために軍を起こし、南朝鮮経営の失敗を取り返すためのものであったといわれている。
いずれにしても朝鮮経営は行き詰まっていた。
第28代天皇 | |
天皇名 | 宣化天皇 |
読み方 | せんかてんのう |
名・諱等 | 武小広国押盾尊 |
読み方 | たけおひろくにおしたてのみこと |
時代区分 | 古代 |
天皇在位 | 535?年から539?年 |
生年 | 生年不詳 |
没年 | 没年不詳 |
父 | 継体天皇 |
母 | 目子媛 |
兄弟 | 安閑・欽明 |
配偶者 | 橘仲皇女 |
皇子女 | 上殖皇子・火焔皇子 |
即位宮 | 檜隈廬入野宮 |
天皇陵 | 身狹桃花鳥坂上陵 |
所在地 | 奈良県橿原市鳥屋町 |
宣化天皇 身狹桃花鳥坂上陵
(せんかてんのう むさのつきさかのえのみささぎ)
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