すずかけ絵画クラブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/01 06:20 UTC 版)
「西宮市立武庫川すずかけ作業所」の記事における「すずかけ絵画クラブ」の解説
すずかけ絵画クラブ(すずかけかいがクラブ)は、絵本作家でキュレーターとしても活動しているはたよしこ(秦芳子)が1991年から主催しているクラブである。月1回もしくは月2回開催。日本を代表するアウトサイダー・アート作家である富塚純光や舛次崇が活動していることで知られる。クラブの活動の記録は1998年、はた自身によって『風のうまれるところ』小学館にまとめられた。また、彼らの作品制作の様子は佐藤真が監督した1999年公開のドキュメンタリー映画、「まひるのほし」でも紹介された。 はたは子供向け絵画教室を行っていた関係で、児童画展をよく観覧していた。その折1987年、大阪市民ギャラリーでの展覧会で展示されていたある養護学校に所属する知的障碍児の常識にとらわれない絵に感銘を受け、自分もこのような絵画の支援に携わりたいとさまざまな障碍者施設に絵画クラブ開設を持ちかけたところ、すずかけ作業所が受入れてくれ、ボランティアの立場で絵画クラブがスタートした。はたは基本、通所者に絵を描くきっかけを与えるだけでテクニックなどの指導をしないことを心掛けているという。
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