富塚純光
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「西宮市立武庫川すずかけ作業所」の記事における「富塚純光」の解説
富塚 純光(とみづか よしみつ、1958年 - )は、兵庫県西宮市生まれ、兵庫県在住。青年生活訓練学級を卒業後、会社勤務。自らの過去を題材にして、そこに作り話を綯交ぜにした絵物語を描いている。普段から現在や過去、自分の経験したあらゆることをメモにし、それを題材にしてすずかけ絵画クラブにて大きな紙(英字新聞『ジャパンタイムズ』)に改めて描きなおすという工程で絵画制作を行っている。絵と絵の隙間にはその隙間を嫌うように墨で書かれた文字でびっしりと埋め尽くされ、書いた本人も解読できないほどだと言う。当初は事実のみを元に絵画を作っていたが、2002年頃からだんだんとフィクションを織り込む手法を取り入れるようになり(第一作品『青い山脈物語』)、その後完全に創作話のみの作品も生まれている。作品は2008年から2009年にかけて開催されたスイスのアール・ブリュット・コレクションにおける「JAPON」展に出品され、その後同コレクションに収蔵された。
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