さきみどり【サキミドリ】(工芸作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9203号 |
登録年月日 | 2001年 8月 16日 | |
農林水産植物の種類 | 茶 | |
登録品種の名称及びその読み | さきみどり よみ:サキミドリ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮崎県 | |
品種登録者の住所 | 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 古野鶴吉、吉留浩、間曽龍一、佐藤邦彦、上野貞一、平川今夫、安部二生 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「茶本FlNN27」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、育成地(宮崎県児湯郡川南町)におけるほう芽期及び摘採期はやや早生の緑茶向きの品種である。樹姿は中、樹勢はやや強、株張りはやや大、葉層の厚さは中である。摘採期の茶芽の揃い及び芽数は中、摘芽長はやや長、摘芽の本葉の開葉数は中、百芽重はやや大である。新葉の形は楕円、大きさはやや大、厚さは中、色は緑、光沢は中、葉質はやや軟である。成葉の形は楕円、先端長は短、大きさはやや大、色は淡緑、葉面のしわはやや多、葉縁の波はやや少である。枝条の分枝数はやや多、節間長は中、ほう芽期及び摘採期はやや早である。製品の外観の形状は中上、色沢、内質の香気、水色及び滋味は上である。耐寒性の赤枯抵抗性、青枯抵抗性及び裂傷型凍害抵抗性はやや強である。「やぶきた」と比較して、新葉及び成葉の形が楕円であること、成葉の色が淡緑であること等で、「ゆたかみどり」と比較して、幹径が細いこと、新葉の色が緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和54年に宮崎県総合農業試験場茶業支場(児湯郡川南町)において、「茶本FlNN27」に出願者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、63年から栄養系適応性検定試験及び特性検定試験を継続し、平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「宮崎15号」であった。 |
このページでは「品種登録データベース」からさきみどりを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からさきみどりを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からさきみどりを検索
Weblioに収録されているすべての辞書からさきみどりを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からさきみどりを検索
- さきみどりのページへのリンク