くぎり符号の使ひ方とは? わかりやすく解説

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くぎり符号の使ひ方(句読法)(案)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 22:20 UTC 版)

公用文作成の要領」の記事における「くぎり符号の使ひ方(句読法)(案)」の解説

もともと横書き読点を「,」とすることはカナモジカイがかなによる横書き用の符号整備する中で始めたことである。さらに、公的方針の中で横書き読点を「,」とすることは、1906年明治39年)に文部省大臣官房調査課文語体文用に定めた句読法」(案)を口語文用に作り変える形で作成され1946年昭和21年3月当時文部省教科書調査課国語調査室によって発表された「くぎり符号の使ひ方(句読法)」(案)の「主として横書き用ひるもの」中で「テン代わりにコンマ用ひる」と定められたのが始まりである。この「くぎり符号の使ひ方(句読法)」(案)は、「くりかへ符号の使ひ方(をどり字法)」(案)・「送りがな付け方」(案)・「外国地名・人名書き方」(案)とともに発表され、あくまで「案」であって正式決定された方針ではないという位置づけではあったものの、「文部省刊行物表記基準を示すために編集」された『国語書き表し方』 など、さまざまな出版物収録され広く周知された。この後、「送りがな付け方」(案)は内閣告示訓令となり、「外国地名・人名書き方」(案)は「外来語の表記」に取り入れられるなどして内閣告示訓令となったに対して、「くぎり符号の使ひ方(句読法)」(案)と「くりかへ符号の使ひ方(をどり字法)」(案)は正式決定になることなく案のままにとどまっている。しかしながら、これら二つの案は「公用文学校教育その他でも参考にされることが多い」としてさまざまな資料収録されていて、案であるとの注記もなくそのまま横書き句読点書き方についての規則説明根拠にされていることもある(「句読点符号使い方」, p. 200)。

※この「くぎり符号の使ひ方(句読法)(案)」の解説は、「公用文作成の要領」の解説の一部です。
「くぎり符号の使ひ方(句読法)(案)」を含む「公用文作成の要領」の記事については、「公用文作成の要領」の概要を参照ください。

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