くくり‐ざる【▽括り猿】
くくり猿
くくり猿
金剛寺 (京都市東山区金園町)
くくり猿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 02:56 UTC 版)
猿が手足を括られ動けない姿を表している。 猿は、人の心中にある欲望をたとえている。欲望は、あたかも猿が走り回るように心中で動きまわる。努力を怠ろうとし、悪行を行う。願いを叶えようと努力すると妨げようとする。 これらの欲望を括り、庚申により制御してもらう。くくり猿の体内には、本尊・大青面金剛の御札が納められ、開眼の秘法により魂が込められている。
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