かんがみて

実用日本語表現辞典

鑑みて

読み方：かんがみて

「鑑みて」とは、ある事象や情報を評価の基準として考慮に入れるという意味を持つ表現である。具体的な事象や情報を基に、判断や行動を決定する際に用いられる。例えば、「経済状況を鑑みて投資を決定する」という文脈で使われることが多い。また、「鑑みて」は、主に書き言葉や公式な場で使用されることが多く、口語ではあまり用いられない傾向がある。この表現は、事実やデータに基づいた客観的な判断を示すため、ビジネスや学術の文脈で頻繁に見られる。

（2023年8月2日更新）

鑑みて

読み方：かんがみて

考慮して、加味して、検討材料に含めて、鑑みると、といった意味の言い回し。

過去の前例やルールに照らし合わせ、深く考慮すること。「過去の失敗に鑑みて」というように、過去の失敗を照らし合わせるという意味合いで用いられる。

（2010年10月10日更新）

日本語活用形辞書

鑑みて

読み方：かんがみて

マ行上一段活用の動詞「鑑みる」の連用形である「鑑み」に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

鑑みる  » 「鑑みる」の意味を調べる

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「かんがみて」の例文・使い方・用例・文例

• われわれは彼の能力にかんがみて成功することは期待できない。
• 青年はこの成功者にかんがみて奮励すべし
• 学生は他の失敗にかんがみて自ら戒むべし
• 選挙権の拡張は国の情況にかんがみてこれを行うべし
• 軍備の拡張は世界の形勢にかんがみてこれを決せざるべからず
• 教育は時勢にかんがみて施さざるべからず
• 時局にかんがみて事業を中止した
• 時局が時局だから（時局にかんがみて）計画を見合わした