かんう

デジタル大辞泉

かん‐う〔クワン‐〕【冠羽】

読み方：かんう

鳥の頭の、周囲より長い羽毛。

かん‐う【寒雨】

読み方：かんう

寒々と降る冬の雨。

「—蕭々時に過ぎ、凍風烈々地に吼(さけ)び」〈織田訳・花柳春話〉

かん‐う〔クワン‐〕【換羽】

読み方：かんう

鳥の羽毛が抜けかわること。ふつう繁殖期のあと、全身の羽毛に一定の順序で起こり、新羽に押し出されて旧羽が抜ける。羽がわり。

かん‐う【甘雨】

読み方：かんう

ほどよいときに降って草木を潤し育てる雨。慈雨。

かん‐う〔クワン‐〕【関羽】

読み方：かんう

［?〜219］中国、三国時代の蜀(しょく)の武将。河東（山西省）の人。字(あざな)は雲長。張飛とともに劉備(りゅうび)を助け、赤壁の戦いに大功をたてたが、のち呉に捕らえられて死んだ。後世、軍神として各地の関帝廟(かんていびょう)に祭られた。

歌舞伎十八番の一。藤本斗文作。元文2年（1737）江戸河原崎座の「閏月仁景清(うるうづきににんかげきよ)」一番目大詰めで2世市川団十郎が初演。現在、脚本は廃滅。

歌舞伎の関羽を描いた錦絵／画・香蝶楼豊国 国立国会図書館蔵

南極辞典

換羽（かんう）

	一年に一回、羽毛（うもう）が生え変わること。羽毛（うもう）は古くなると防水効果（ぼうすいこうか）がなくなるため、一年に一回、毛がはえかわります。毛が生え変わる数週間（すうしゅうかん）、ペンギンは海に入れません。なぜなら、全部毛が生え変わらないうちに海に入ってしまうと、凍（こご）え死（し）んでしまうからです。   ヒゲペンギンの換羽（かんう）