かわいおとくにとは? わかりやすく解説

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かわい‐おとくに〔かはゐ‐〕【川井乙州】

読み方:かわいおとくに

江戸中期俳人近江(おうみ)の人。通称、又七。姓は河合とも。姉の智月、妻の荷月とともに芭蕉弟子芭蕉遺稿笈の小文」を出版随筆それぞれ」。生没年未詳


川井乙州

読み方:かわい おとくに

江戸中期俳人大津生。問屋伝馬役川井左右衛門の妻智月の弟。のち川井家の養嗣子となる。別号設楽堂・柎々庵・観散人通称は又七・次郎助。はじめ尚白親交し、のちに芭蕉師事智月・妻荷月と共に芭蕉門人。著に『それぞれ』等。生歿年未詳

川井乙州

かわいおとくに

(~享保5年17201月3日享年64歳

大津蕉門重鎮川井又七。大津藩伝馬役芭蕉とは、『奥の細道旅中金沢邂逅入門した乙州もまた役目柄旅を住み処とする生活であった。『ひさご』の連衆一人芭蕉名句梅若菜丸子の宿のとろろ汁」は、乙州江戸公務出発する時に詠んだ餞の吟。芭蕉晩期提唱する軽み」をよく理解していた門人一人また、職業柄蕉風普及にも貢献した。『笈の小文』は、芭蕉死後乙州編纂して成ったのである
芭蕉身辺生活面配慮してくれた智月尼は乙州の姉であるが、家業運送業受け継ぐために養嗣子となったため母である。
  1. 又七宛(元禄3年4月21日)

  2. 乙州宛書簡   (元禄3年5月頃)

  3. 乙州宛書簡(元禄3年6月25日)

  4. 乙州宛書簡  (元禄7年4月7日)

乙州の代表作



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