かばやま すけのり

デジタル大辞泉

かばやま‐すけのり【樺山資紀】

読み方：かばやますけのり

［1837〜1922］軍人・政治家。海軍大将・元帥。鹿児島の生まれ。薩英・戊辰(ぼしん)・西南戦争に参戦。のち、海軍大臣となり、日清戦争の時は軍令部長。台湾総督・枢密顧問官・内務・文部大臣など歴任。

国立国会図書館蔵

近代日本人の肖像

樺山資紀 かばやま すけのり

• 写真1：近世名士写真 其2
• 白黒 ; 27.0×21.0cm

天保8年11月12日～大正11年2月8日 （1837～1922）

鹿児島生まれ。軍人、政治家。父は鹿児島藩士。薩英戦争、戊辰戦争に従軍。明治4年(1871)陸軍少佐に任官。征台の役に従軍。西南戦争では熊本鎮台参謀長として活躍。近衛参謀長、警視総監兼陸軍少将。7年(1874)海軍に転じ、16年(1883)海軍大輔、19年(1886)海軍次官となる。第1次山県、第1次松方各内閣の海相に就任。24年(1891)の第2議会で行った「蛮勇演説」が物議を醸す。日清戦争時は海軍軍令部長。28年(1895)海軍大将、初代台湾総督となる。以後枢密顧問官、第2次松方内閣内相、第2次山県内閣文相等を歴任した。

キーワード	陸軍軍人, 海軍軍人, 政治家

著作等（近代デジタルライブラリー収載）

1. 樺山内相談話一斑 / 樺山資紀述 国民新聞社, 明30.10 <YDM27731>

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