お姫様の嘘編からの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 03:31 UTC 版)
「彼岸花の咲く夜に」の記事における「お姫様の嘘編からの登場人物」の解説
楠木 みどり(くすのき みどり) 『お姫様の嘘編』の主人公。 実家が裕福な小学生の女子生徒。お姫様気質であり、クラスメートの前では淑女のように振舞っている。 裕福なため、クラスメートからは「お姫様」と呼ばれ、うらやましがられ、多くの人達に愛されている模様。 かつては、裕福のことを自慢しており、それが原因で一学期にいじめられていたが、妖怪の紅茶紳士と契約で演劇部の「お姫様」役を受けることになり、二学期にはいじめは無くなった。その見返りに、紅茶紳士はみどりの魂の一部を齧り始めた。 実は紅茶紳士の能力により、いじめをうけていない自分の姿を見せられ続けていただけであり、紅茶紳士にみどりを彼女の羨望の対象であったクラスメートの川田のぞみにしたと嘘を信じ込まさせられて魂を貰う為に利用されていた。 演劇部に所属しており、お姫様役の代役をしたところ、演技力の高さを評価されていた。 最終的には自らの幸せな日々が全て幻想だったことを思い知らされ、再び紅茶紳士の能力により、自分が見ていた幻想へと戻る道を選んだ。その後彼女がどうなったのかは不明だが、『資料室』でのキャラクター紹介によると、今の境遇を耐え忍べば演技力の才能を開花できると述べられており、未来について一定の希望が残されている。 紅茶紳士 『お姫様の嘘』編で初登場。 七不思議の妖怪ではないが、影の妖怪序列第二位の妖怪と言われており、凄まじい力がある模様。 序列一位の校長先生の右腕として活躍しているため、「教頭先生」という通称がある。 子供の夢を増幅して現実逃避を行わせる力を持つ。人を死に誘う他の学校妖怪の天敵。 みどりに協力する素振りを見せていたが、目的のために利用していたにすぎなかった。 川田 のぞみ(かわた のぞみ) みどりと同じく裕福な家の女子生徒。彼女も演劇部に所属している。 去年のクラスではみどり同様にお姫様扱いを受けていたが、今はクラスの女子や演劇部の殆どから無視されたりいじめられたりしている。 時折みどりに対して奇妙な視線を投げかけることがある。 実は、いじめを受けてなどおらず、みどりの妄想が見せていた光景だった。
※この「お姫様の嘘編からの登場人物」の解説は、「彼岸花の咲く夜に」の解説の一部です。
「お姫様の嘘編からの登場人物」を含む「彼岸花の咲く夜に」の記事については、「彼岸花の咲く夜に」の概要を参照ください。
- お姫様の嘘編からの登場人物のページへのリンク