おたく第一世代
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また、この世代の田中芳樹・栗本薫・安田均・夢枕獏・氷室冴子・新井素子・花井愛子・水野良・神坂一などがSF・ファンタジー・ライトノベル作家として活躍した。作家・評論家としてなどオタク業界で広範囲に活躍した大塚英志や岡田斗司夫もこの世代である。この世代の中でも1955年(昭和30年)〜1964年(昭和39年)生まれは「おたく第一世代」と呼ばれている。 文学では、川上弘美・村上龍などの純文学の担い手を生み、浅田次郎・あさのあつこ・石田衣良・大沢在昌・高村薫・東野圭吾・宮部みゆき・京極夏彦ら娯楽的な小説の大家を輩出した。 なお、1950年〜1964年生まれの女性は、成人する1970年代から1980年代前半にかけて「アンノン族」と呼ばれる新しい国内旅行のスタイルを生み出した。アンノン族によって生み出された個人旅行のスタイルは、1980年代以降、団塊の世代以降の男性も含めた日本人に広く定着した。また、新婚旅行の行き先に海外を選ぶ新婚カップルが増えたのもこの世代である。 1980年代半ばには、1983年(昭和58年)にデビューした尾崎豊(1965年生まれ)を「しらけ世代」の最たる者として記事に採り上げたりキャプションをつけることが度々あった。
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