11月下旬~12初旬 紅葉の頃が見ごろ 湧水群は古多摩川の浸食によってできた国分寺崖線の各所から湧出している。崖はハケと呼ばれ、周辺にはケヤキ・イヌシデ・スギ・コナラなどが多く見られ、雑木林が保存されている。ハケ上は東京都立武蔵国分寺公園となっており、緑に囲まれている。 国分寺崖線の各所から湧出した水が、真姿の池・元町用水路を経由し、野川にそそいでいる。用水路はお鷹の道に沿って流れており、都市の中の貴重な親水空間となっている。 11月初旬 国分寺崖線上の東京都立武蔵国分寺公園では「国分寺祭り」が毎年行われている。 | | 水量は約千m3/日の流量を有している。飲用としては不適。 江戸時代寛延元年より国分寺市内の村々は、尾張徳川家の御鷹場に指定されていた。地元では、崖下の湧水を集めた清流沿いの小径をいつの頃からか「お鷹の道」と呼ぶようになる。「真姿の池」には、嘉祥元年、絶世の美女といわれた玉造小町が難病で苦しみ、病気平癒の祈願のため国分寺を訪れ21日間日参すると一人の童子が現れ小町を池に案内し、この池で身を清めるように言って、姿を消したので、小町がそのとおりにすると病は消え、元の美しい姿に戻ったという伝説がある。 地元住民及び市による、名水周辺の清掃活動を行っている。 |