おこもりとは? わかりやすく解説

おこもり

籠もる(こもる)こと、すなわち、中に入ったまま出て来ずに留まり続けること。

一般的には、「御籠もり」と表記し、祈願祈祷行った神事仏事を営んだりする際に寺社お堂などに入りっきりになることを指す。俗世から隔たるという要素が強い。

最近では、休日などに特に外出せず部屋の中で活動することを指して「おこもり」と表現する場合ままあるインドア指向で、映画音楽鑑賞したり、本を読んだり、あるいは特に何をするでもなくだらけたりしてのんびりまったり過ごす、という意味合い込められることが多い。

お‐こもり【御籠もり】

読み方:おこもり

[名](スル)神仏祈願するため一定の期間、神社仏寺にこもること。参籠(さんろう)。


お篭り

読み方:おこもり

名詞篭り」に、接頭辞「お」がついたもの。

御子守り

読み方:おこもり

名詞子守り」に、接頭辞「御」がついたもの。
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尾篭

読み方
尾篭おこもり

おこもり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 14:46 UTC 版)

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おこもりとは、青森県下北郡佐井村牛滝地区で行われる伝統行事。牛滝地区の神明宮において、毎年12月15日1月15日に行われる。

老若を問わず地区の住人数十名が参加し、「めしっ、めしー」「しるっ、しるー」と絶叫しながら、ひたすら御飯すまし汁などを食べ続ける奇習である。

行事の流れ

行事は夜9時頃から翌日の未明にかけて行われる。まず参加者全員の前にお膳が並べられ、その年の当番となった者が「それでは箸をお取りください」との発声から始まる。提供される料理は、御飯と豆腐のすまし汁、辛子和え、沢庵漬けといった質素なものである。

参加者はとにかく豪快に料理を平らげることが求められる。行事が始まった瞬間、即座に箸を取り、お椀を携え、味わう暇もなく、ひたすら「飯」と「汁」をかきこんでいく。給仕役も「食えー」「飲めー」と叫び、参加者をせきたてる。お椀が空になっても、参加者が降参するまでお代わりを続けなければならないため、次第に顔は紅潮し、大量の汗を垂らしながら、意地で食材を口の中に詰め込んでいくことになる。お代わりをする時は、「めしっ、めしー」「しるっ、しるー」と絶叫しながら、お椀を箸で叩いて催促する。給仕役はお椀にお代わりを山盛りにして催促に応える。

起源

「おこもり」は百数十年前から行われているとされる[要出典]

由来は二説にある。鯨が死んで港口を塞ぎ船が出られなくなった。そこで神明宮に籠り祈願したところ、鯨が浮き上がり船が出入りできるようになった説。もう一つは不漁続きで食糧不足に悩まされたが、鯨が浜に入り込んだので捕らえ救われた説がある[1]

脚注

  1. ^ 古川実 「青森県佐井村牛滝のオコモリについて」 2013年 『青森県立郷土館研究紀要 第37号』

外部リンク


おこもり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 15:21 UTC 版)

花園メリーゴーランド」の記事における「おこもり」の解説

セックス童貞喪失したことで「村の男」と認められる儀式いわゆる集団形式の「筆下ろし」である。

※この「おこもり」の解説は、「花園メリーゴーランド」の解説の一部です。
「おこもり」を含む「花園メリーゴーランド」の記事については、「花園メリーゴーランド」の概要を参照ください。

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